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スタジオより

スタジオパパのこだわり雑記帳

スタジオママのマンスリーノートスタジオパパのこだわり雑記帳
[今月の雑記帳] [2006年] [2005年]    

どんどん写真を飾って行こう!
前々回スタジオの背景について書いたところこんなメッセージをいただきました。

「すごいわかるんです!
背景を気にしてる方の気持ち。
特段背景で写真館を選択してるわけじゃないんですよ♪
きっとそこでイメージを掴んでいるんだと思います。
・・・もちろん素人並みに(笑)
写真館のカメラマンのイメージを・・・。

あの書道とかに使う背景あるじゃないですか!
最近あまりお見かけしませんが・・・。
あの背景とあったかいやわらかい色とは印象が違うので。…以下略(Mより)」

そうなんですね。
背景を気にすると言うのはその写真館を知る材料の一つなんだと気づかされました。(ここで言う書道とかに使う背景というのは我々で言うところの「雲バック」の事らしいんですが、昔ながらの写真館ぽくて嫌だという事の様です。)

このメッセージを読ませていただき、もっと撮影した写真を店頭に(ホームページに)飾らなくてはいけないなと思いました。その写真館を計る物差しがないばかりに背景を問い合わせ頂いたんだと反省しました。Mさんありがとうございます。判断材料がプライスと衣裳の量だけでは悲しすぎますもの。ご家族の心の琴線に触れるような写真を撮ってくれるスタジオならば、少々せまくて不便な店であっても来て下さるかもしれません。もっともっと腕を磨きお客様の心にヒットするようなあったかい写真を撮っていきたいです。

今回七五三撮影をほぼ終えてみて家族写真に時間が掛かりすぎてると妻に指摘されました。
やはり、一番難しい。けど一番楽しい。
だからこそ苦労して撮った家族写真を見て頂けるよう、店頭に飾って行こうと思います。
[2006年11月20日]


デジタルだからこの店に来たという人はいない
8月はお休みしてしまいましたが「スタジオパパのこだわり雑記帳」もこの9月で一周年になりました。毎回目を通してくださってる方々、私の独り言にお付き合いいただき御礼申し上げます。

今回はアナログ写真について。
夏休みを利用して、家族写真を撮ってもらいに行きました。以前より撮っていただきたいと思っておりました写真館さんです。行って良かった!一枚の写真に対する熱い思いが伝わりました。

シンプルな背景の中で被写体の良いところを瞬時に見向き、自在に光を操り5人という難しい家族構成を自然に並べ、笑顔を誘い出す…。一枚一枚丁寧に全力で撮られる。お客さんとしての立場で緊張感、満足感を満喫しました。出来上がる写真に期待が高まります。

世の中デジタルの嵐ですが、このようなアナログ魂を目の当たりにすると例え原材料であるフィルムの価格が倍になったとしてもアナログの価値は消えることがないと確信しました。

お客さんの立場で言えば「デジタルだからこの店に来ました」という人はいないはずです。
「本当に良いものを撮ってもらいたい」という事一つに尽きると思います。

アナログでもデジタルでも良いもののために追求し続ける姿勢はずっと保ちたいものです。
しかしながら、当店はまだまだアナログ写真でやるべきことがたくさんありますので、それを追求したいですね。
[2006年9月1日]


背景はシンプルに
今回は、スタジオの背景について。
たまにお問い合わせで「どんな背景で撮るんですか?」と聞かれる事があります。え?背景で写真館を決めるのかあ…と思いつつ、「シンプルなものを使ってます」と答えております。

様々な記念日にふさわしい背景をということでしょうが、ウチでは後ろのスクリーンに色々と絵が描いてあるものをあまり好みません。それは飽きが来るし応用が利かないからです。そして、そこに力をかけるよりもライティングとポージングに全力を注ぎたいからです。
「やわらかい光をつくること」
「奥行感を出すこと」
「立体感を出すこと」
が何よりも重要だと考えてます。
私自身勉強不足で出来てないことばかりですが、こらからも追い続けたいテーマです。

ネットの普及、テレビ、雑誌の影響もあって、明るくてフラットな光が目を引きます。それは時代のニーズですので、受け入れたい現実ではあります。しかし、「一枚の家族写真を」と言った場合、やはり陰影があり奥行があるものが何年、何十年たったときに残る写真のような気がしてなりません。

背景はたくさんあるにこしたことはないのですが、極論を言えば白系と黒系があれば良いのではないかと思います。

椅子も使わずに全員立ったままで撮る家族写真はとても難しいです。バックを換えたところでうまく見えるはずがありません。しかし、日々練習し本番でうまくはまったときは最高の気分です。シンプルな背景はポージングを引き立たせる役割もあるのです。それだけにチャレンジしがいがあります。
[2006年7月28日]


ドタバタの六月
何とか「ベビー&キッズ写真展」にこぎつけました。
川崎ルフロン10階レストランスクエアにて6/30、7/1、2の三日間11時〜22時開催です。

とにかく雨が多く、アウトドア撮影の延期が続き大変でした。最後の一週間、猛スピードで追い込み、ようやく準備完了です。ふう(笑)。

ところで、今回のプリントですが、いつもと違う施しをしております。それは黒フチプリント。
従来までの六切りプリントでは上下がカットされる事が多く、撮影者の意図に反するフレーミングが多々ありました。ずっとフルサイズノートリミング(写したままをそのままプリントにすること)に出来ないものか悩んでいましたが、今回新たに専用の額を業者に特注することで、はじめて念願がかないました。六切りプリント上に余白を取り、カメラの画面そのものを黒フチ化し焼き付けるものです。私的には満足なんですが(笑)、みなさんご感想をお聞かせください。
話は変わりまして、6月6日に人前で話す機会がありました。若手写真館店主らが集まる勉強会で、僭越ながら80分間も話しました。(汗)そんな経験ないので30分も持たない(笑)と思い、原稿や資料を用意し悪戦苦闘しましたが、話してみると「あれも話したい、これも話したい」と時間がなくなってしまいました。(笑)
うちよりも立派で大きい写真館さんがたくさん集まっておりましたが、私どもがやっておりますベビー&キッズキャンペーンと写真集には多くの方が関心を示してくれました。いいお客様に恵まれた結果だと思ってます。

そんなこんなで非常にドタバタした六月でしたが、七月からは七五三モードで楽しくやって行きたいと思います。
[2006年6月29日]


曇りこそ写真がいい!
ベビーキッズキャンペーンを二週間早めた理由の一つは、梅雨の前にロケーションを撮ってしまいたいからでした。
しかし、なんでしょう、この天気!晴れた日は今のところ2、3日しかありません。もう梅雨なんですかね?

毎日がお天気とにらめっこです。今日もアウトドアの予定をスタジオに変更と思いきや雨が突然上がり、急遽公園へ。遠くからお越しのTenちゃん、仲良し友達のMoちゃん、Satちゃん、Sayちゃん、Yukちゃん、あわてさせてしまってスミマセンでした。その代わり、誰もいない公園で思いっきりいい写真が撮れましたよ。

負け惜しみを言うわけではないですが、私は晴天より曇りが好きです。ポートレートが良く撮れるからです。それは空一面に「雲」という大きなソフトフィルターがかかるからです。晴天の日は、日陰を中心に、光が綺麗に回るところを綿密に探すのですが、曇りの日はどこにいても均一な光源が得られます。とても柔らかいいい光です。ですから、大雨さえ降らなければ今年の天気は最高なんですね(笑)。

徐々に写真展のコーナーにアップしていくと思いますが、今年は緑も綺麗、超望遠レンズによる圧縮効果、曇りのソフト効果と相まってとってもいい感じで爽快です!
[2006年5月19日]


カメラの持ち方訓練
前々回フィルムへの思い入れを書きましたが、打って変って(笑)今回はデジカメです。
「コミュニケーション」を壊さず、「非日常の世界」を表現出来れば、仕事で使うカメラは何でも良いと思ってます。

まずデジタル一眼レフカメラを使うと、ほとんどの機種で画角が狭くなります。簡単に言うと望遠はもっと望遠になります。つまり背景との距離が圧縮され、より人物が浮きたつのです。これこそが、ロケーションでデジタル一眼を使うメリットだと思うのです。日常で撮れない写真に、さらに望遠効果を狙うのです。

ただ、いいレンズを使わないと、きれいなボケ味が出ません。
いいレンズとは、ほとんどが高価で重いんです(泣)。重いとブレてきます。

「じゃ三脚をつかえばいいじゃないか?」と言われそうです。しかし、ロケーションで三脚は使えません。なぜなら、周りの迷惑ですし、第一、三脚を立ててるうちにシャッターチャンスを逃してしまいます。

カメラとレンズでどれくらいの重量かご存知でしょうか?
約2キロあります。さらにもう一台のカメラもぶら下げてるので合わせて3.5キロくらいあるでしょうか。
これで動き回るにはとても体力が必要です。

二年前にロケ中にぎっくり腰をやってしまいました。日ごろの運動不足とカメラの持ち方が悪かったのが原因でした。体にものすごい負担がかかる姿勢でした。ですから準備運動と屈伸は欠かさずしつつ、体に負担がかからないカメラの持ち方を日々研究してます(笑)。樹木に体重をかけたり、しゃがんだときに片膝を立てたり…。

入学では楽しいロケーションが続きました。街中スナップも好評でした。
もうすぐベビー&キッズキャンペーンが始まります。今年は二週間早まります。梅雨に入る前に新緑の中で撮ってしまいたいからです。それに備えていろんな訓練をしております(笑)。ご期待ください。
[2006年4月16日]


公園から街へ
暖かくなってくると写真の季節です!そしてロケーションも始まります。
うちのお客さんでアウトドアと言うとほとんどの方が「公園」をイメージされます。しかし、今年は街へくりだします!

この季節ですと入学。
桜の咲いた公園にランドセルの入学の写真集もいいのですが、今年は街中で多く撮って行きたいのです。

理由の一つは、魅力のシチュエーションがたくさんあるからです。
路地や商店、すれちがう自転車や車、街路樹、ベンチ…。きれいでないものも撮り方次第でお洒落に写ります。使うレンズや、アングル一つで色々変化します。「普段の散歩道が雑誌のよう!」といわれるようにがんばりたいです。

もう一つは写真の記録性です。
街は年々変化していきます。例えば何年かして、「あの時6歳だった僕はこんな街に住んでいたんだ」と、スタジオとはまったく違った再発見があるはずです。

パパやママが、見るたび成長を喜べるような写真。他にはない写真。
「こんな写真が欲しかった!」と言ってもらえるような写真や写真集を作って行けたら幸いです。
[2006年3月20日]


フィルムよ無くならないで
寒い日が続きますね。
撮影シーズンも終わり、ようやくひと段落…と思いきや、とんだニュースが!
フィルムがなくなる?!

ニコンが大半のフィルムカメラからの撤退というニュースと、コニカミノルタがフォト事業から撤退するという報道。うーん、複雑な思いがしますね。

私の父の時代は現在と違って(スタジオではなく)カメラ店で、コニカ(当時はサクラカラー)を中心にフィルムやカメラを売りまくっており、年末はカラーフィルムの二本セットにおまけ付といった商品が飛ぶように売れておりました。古いアルバムを見るとコニカの人が怪獣のぬいぐるみを着てフィルムを売ってます(笑)。

僕が初めて使ったフィルムもサクラカラーでした。カメラは「ぴっかりコニカ」。小学校4年生だったかな。当時萩本欽一さんがコマーシャルで「4枚増えて値段は同じ…」と24枚撮を宣伝していたのを強烈に覚えてます。欽ちゃんのティッシュや文房具、学校への用品はほとんど店の販促品で事足りてしまうほどでした。(笑)

あれから30年、時代は完全にデジタル中心でフィルムカメラはすでに少数派。営業写真界でもデジタルが中心になりつつあります。すぐに画像を確認できて商品加工がしやすい点はスピード時代にはもってこいです。私も撮影の半分はデジカメですし、デジカメでしか撮れないメニューもあり、もはやなくてはならない存在です。

しかし、フィルムの方がいい場合もあるのです。そのひとつは家族写真。
デジカメのようにシャッターごとにいちいち画像を確認してたら「間」が悪くなってしまう。ご家族と大切な「時間」や「空気」を共有したいからこそフィルムです。じっくり構えて一瞬に全霊を込めて撮ってます。

陰影がきれいにつながった柔らかな調子はまさにフィルムの産物で、優しさや思いやりと言ったテーマにはもってこいの表現が出来ます。そんな諧調性に富んで保存性に優れたフィルムは無くなって欲しくない。富士フィルムさんにはがんばってもらいたいです。
[2006年2月16日]